おっすおっす!子どものころ、雑草を手あたり次第食べていたけどおなかひとつ壊さなかったタマヤス(@tamayasuA)だよ!
今回の「タダで手に入る食材」はこちら!₍₍ ◝( ´ω´ )◟ ⁾⁾
じゃじゃーん。
スーパーでもおなじみ、「ニラ」です。
野生のニラを採取するときの毒草や雑草との見分け方のポイントや、生えている場所の探し方、おすすめの食べ方までまるっと紹介していきまーす♪
- ニラはほぼ雑草。よく探せばどこでも生えてます
- ニラが生えている場所の特徴と探し方
- ニラと紛らわしい毒草、水仙(スイセン)に注意!!
- 野生のニラのおいしい食べ方を紹介♪
- 野生のニラで節約料理を作ってみよう♪
ニラはほぼ雑草。よく探せばどこでも生えてます
今回ご紹介するニラは、まさしくあのスーパーで一束100円前後で売られているあのニラです。そう、ニラってほぼ雑草なんだぜ?探せば割とどこにでも生えてるんだぜ?
食べなれたニラなら、野草食や雑草食ビギナーの人でも挑戦しやすいのではないでしょうか。もうスーパーで買わなくてもいいね!!
紛らわしい毒草との見分け方も簡単で、都会でも探せば高確率で見つけることができる、まさに節約野草料理界のヒロインと呼べる存在、それがニラなのです!!
ニラが生えている場所の特徴と探し方
ニラは、比較的日当たりがいい草地に自生しています。
- 道端
- 土手
- 河川敷
などにかなりの確率で見つけることができます。日陰の場所、水場の近くより、人の歩くような場所の近くなので、探すのも簡単です。
田舎だけかと思いきや、都会でもわんさか生えてます。
以前住んでいた横浜でもいたるところに自生していました。河川敷のみならず、住宅街や街路樹の植え込みの下のことろや、放置された草むらなんかにしれっと大量に生えていたりします。
イネ科の細長い雑草とぱっと見ただけでは区別できず、最初は見分けがつきにくいかもしれません。
イネ科の雑草は、葉の形は似ていても、明らかに葉が固く食べられないオーラを放っています。これか?と思ったら、葉を触ってみましょう。あの売り物のニラのようなやわらかくしっとりした手触りならあたりです!
さっそく野生のニラを探しに行こう!
手がニラくさくなるので、キッチンバサミなどを持参するとよし。
いざ出発じゃ~。
……家を出てすぐ、徒歩1分足らず、さっそく見つけました。
群生しています。ニラ、チョロすぎます。
やはり、日当たりの良い場所に生えてますね。
ペットの散歩などは少ないとこがいいかも(笑)
このように、根本からばしっとまとめて切っちゃって大丈夫です。あいつらものすごく丈夫なので枯れません。すぐに生えてきて復活します。
5日後くらいに同じ場所でニラが完全に再生していてビビるくらいの再生力です。あいつら野菜やない、雑草や……。
野生のニラの採取のポイント
野生のニラは、分球(球根が分かれて増えること)と種、どちらでも繁殖します。
繁殖力も旺盛なので、ひとつニラの株を見つけたら、そのまわりにたくさん群生して生えていることがほとんど。だいたい一か所で、その日使う分くらいのニラは簡単に採取することができます。
これ、生えてるの大体ニラです。採れすぎてニラ生えるwwwww
もし、ニラをそのまま増やしたい場合は、根っこごと引っこ抜いてしまわないほうがいいでしょう。
野生のニラの旬は春から夏。5月~8月がおいしい時期だよ
野生のニラは、春先から萌えはじめて、8月下旬までおいしく食べ続けることができます。
そう、春先の山菜や野草の最盛期が終わっても、ずーっとそこに生え続けてくれる素晴らしい野草なのです!だいたい野草って5月くらいから、固くなったりアクが増えてきて食べられないものが多くなってくるので、本当に重宝しますよ。
暑さにも強く、夏の最盛期にもほとんど枯れることはありません。
8月下旬から9月にかけて、白い小さな花が咲きます。(画像はwikipediaからお借りしました。)
花が咲いているときが一番目立ちます。
もし、ニラを探し出せなかったら、夏から秋にかけて、この花が固まって咲いている場所を覚えておいてください。
野生のニラの種を採取して蒔いてもOK!
秋、花が枯れて、種ができたらこれを畑にまくこともできます。
野生のニラは、雑草扱いの育て方をしていると、市販のものより細くて短いことがほとんどですが、ちゃんと肥料をあげて世話をしてあげれば、市販品のように大きく立派に育てることもできるそうですよ♪
小さな球根を植え付けてもおそらく育つと思います。ただ、球根で増やしたニラより、種で育ったニラのほうがおいしい……らしいんですよ、わたしも実際のところは未確認なので、ぜひ今後育て比べてみたいところです。
ニラと紛らわしい毒草、水仙(スイセン)に注意!!
ニラと毒草の見分け方はとても簡単です。
その割に誤食が後を絶たず、年間数件の食中毒が発生しているそう……。
それが、このスイセン(水仙)です。
はっきり言って、どうやったら間違うんだよ!全然ちがうやんけ!と思うんですが……。
もしスイセンを食べてしまうと、食中毒をおこし、下痢や嘔吐などで苦しむことになりますので、まちがって採取しないよう気を付けましょう。
意外と、野生のスイセンは多いです。混じって生えている可能性もありますので以下のポイントを必ずチェックしてくださいね!
野生のニラとスイセンの見分け方
◆大きな球根があったらスイセン
根本をチェックしてみて、球根が丸く大きなものは間違いなくスイセンです。
また、スイセンの球根の周りは、茶色い皮のようなものがついていますが、ニラの球根白。
球根はかなり小さく、根っこの根元がふっくらしている感じ、ネギやあさつきのような見た目です。
◆葉の幅が市販のニラよりも広い
野生のニラは、市販のものよりも細くひょろっとしていることがほとんどです。
市販のニラと比べて、葉がもっと幅広い場合、それはスイセンの可能性が高し!それか誰かが肥料をあげて育ててるとしか思えません(笑)ので採らないようにしましょう。
また、ニラは根本の付近をカットすると、水分が玉になって切り口からあふれてくるほど水分量が多いです。この水がかなりニラの香りがするよ。
◆葉をもんで、ニラのにおいがするか確かめる
これが一番てっとり早く、そして見分けがつきやすい方法です。
必ず、葉をもんで、あのニラ特有のにんにくのような強い香りがあるかどうかを確認してくださいね。
スイセンは無臭です。(ちなみに食べたらすごくまずいらしい)
ニラの香りが弱いものは注意!それ、ハナニラかも。
(出典:wikipedia - KENPEI's photo)
じつは、弱いニラの香りがする毒草があります。
それが「ハナニラ」。いや~紛らわしいですね。
毒性はそんなに強くなく、症状としては下痢を引き起こすことがあるそうです。
香りを嗅いでみて、あのニラ独特の香りが「あるよなないような……」くらいのものはハナニラの可能性もあるのでやめておきましょう。
野生のニラだったら、まちがいなくちゃんと強い香りがしますよ!
野生のニラのおいしい食べ方を紹介♪
野生のニラは、風味やにおいは売っているものとそん色ないのですが、ちょっと触感が固めなことが多いと感じます。
ニラそのものを味わう「ニラのおひたし」などの料理だと、繊維の感じが少し気になるかも。
オススメは、なんといっても「餃子」や「レバニラ」「チャーハン」などの、刻んで中に入れたり、ほかの肉や魚と合わせて食べる料理♪
細かく刻んで、「ニラダレ」などにしてもいいですね!
味そのものはスーパーのニラと同じなので、いろんな料理に使えると思います。
野生のニラで節約料理を作ってみよう♪
今回採取してきたニラは、ぎょうざ、お味噌汁、炒め物、ラーメンのトッピングなど、いろいろな料理に大活躍してくれました♪
採ってきたらタダ!最高ですよね~(灬´ิω´ิ灬)
また、節約だけでなく、食べられる野草について詳しくなっておくのは、災害時などの非常時にもきっと役に立つと思います。
ニラは、おそらくもっともどこにでも生えていて採りやすい野草の1種。
ぜひ、みなさんもお近くで探してみてくださいね!