タマヤスはお金が無い。

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国民年金の支払いを免除してもらう方法!申請方法や条件はコレだ!

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タマヤス

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 行列ができる飲食店を複数経営していた(地獄)
 全部売却して今は節約生活を極めている(天国)
 [稼ぎに拠らず]幸せと安心を得る人生の上り方


タマヤスについて詳しく

国民年金を納めていない系女子、タマヤスだよ!

国民年金の保険料は現在月額16,490円。
( •́ฅ•̀ )タッカイ……タッカイヨ………。

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余裕がなくて国民年金の支払いを放置している人!
請求書がバンバン届いて、収納代理業者アイヴィジットから電話がガンガンかかってきている人!過去のわたしかな?(^q^)

放置、ダメ、絶対。
本当に収入が少ない人は、きちんと手続きすればちゃーんと法的に毎月の支払いを免除してもらうことができます。

現在、実際に手続きを踏んで国民年金の支払いが全額免除になっているタマヤスが、税金の仕組みがよくわからない人にもわかりやすく、免除の条件や手続き方法を紹介するよ!

 

国民年金の未納を絶対そのまま放置してはいけない理由

じつは、国民年金の未納率は4割以上に及びます。
日本ヤバいまじヤバい。
払うお金がない、という理由以外にも、「どうせ自分が高齢者になったときにロクにもらえないから損だ」と感じて払っていない人も多いですよね。

でも、国民年金を払っていないと、イザというとき本当に大変なことになりますよ!

年金がもらえるのは、自分が高齢者になってからだと思ってませんか?

じつは、国民年金は、老齢年金だけではなく、病気や事故で働けなくなった場合に受給できる障害基礎年金や、扶養していた人がなくなった場合に支払われる遺族年金も含まれています。

つまり、国民年金を滞納し続けていて、事故や病気で働けなくなったりしたら人生詰みかねないのです。

国民年金の免除申請をしておくメリットは、保険料が免除されて支払い通知がこなくなるだけはありません。
たとえ、全額免除で保険料を納付していなかったとしても、高齢者になったときには、ちゃんと納付割合に応じた年金がもらえますし、障害年金や遺族年金も受給することができます

つまり、貧乏で万が一の貯蓄がない人ほど、国民年金の保険料を滞納してはならないというわけです。

滞納したまま放置していて得することは絶対にひとつもありません。絶対に、免除申請しておきましょう。 

国民年金の保険料納税の免除は誰でも申請できます

免除を受けるための申請は、お給料から天引きされていなくて、自分で納付している人なら、誰でも出すことができます。

保険料を納めることが、経済的に難しいとき|日本年金機構

日本年金機構のサイトにも以下のように記載されています。

国民年金第1号の被保険者は、毎月の保険料を納めていただく必要があります。しかしながら、所得が少ないなど、保険料を納めることが難しい場合もあります。
そのような場合は、未納のままにしないで、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」の手続きを行ってください。

保険料免除や納付猶予になった期間は、年金の受給資格期間(25年間)には算入されます。

 

免除を受ける上で重要なのは、「保険料を納めることが難しい場合」という部分ですね。
保険料免除の申請は誰でも出すことが可能ですが、実際に免除になるかどうか、また免除される割合を決めるのは、その人の所得によります。所得が少なければ、所得に応じて全額、もしくは一部保険料の免除を受けられる可能性があります。

生活が苦しくて困っている人は、とりあえず免除申請をしてみましょう!
手続きは、税務署がやってくれます。予想以上に簡単ですぐに終わりますよ〜。

免除申請手続き方法

申請方法は3つあります。

  1. 市役所の年金課や年金機構の年金窓口に行く
  2. 年金課と郵送でやりとり

誰にも国民年金保険料の免除を受けていることを万が一にも知られたくない場合や、事情があって窓口に行けない人は郵送が便利です。

が、わたしは、1.の「市役所の年金課や年金機構の年金窓口に行く」をオススメします。

郵送でやりとりしながらだと、書類に訂正があったりするとその都度時間がかかってしまいますし、そもそも書類の書き方って不安じゃないですか?

窓口なら、書類の書き方をちゃんと1から説明してもらえますし、免除申請後の流れや、保険料納付再開の場合のこと、将来もらえる予定の年金の額がどうなるかということ、全部しっかり教えてもらうことができました。

国民保険のこととか税金のこととかって、文字で読んでも理解はできても頭に入ってこないんですよね。

でも、やっぱり人から丁寧に説明してもらうと、とってもわかりやすいです。国民年金で損しないためにも、一度は窓口で話を聞いてみるのが一番だと思います。

窓口での申請の流れ

では、早速窓口に行ってみましょう!

持ち物は以下のとおりです。

  • 年金手帳
  • (退職、失業した場合)雇用保険受給資格者証、または離職票のコピー
  • 印鑑

基本的には、上記3点でOKです。
それ以外にも、人によっては提出を求められることもあるようですが、それは申請してみないと予測できないのでこれだけ持って行きましょう。

所得に応じて免除額が決まりますが、所得の計算は税務署がやってくれるので、こちらから源泉徴収などを提出する必要はありません。楽ですね!

 

窓口で「国民年金の納付の免除申請がしたい」と言えば、国民年金保険料免除・納付猶予申請書という書類がもらえます。

あとは、指示に従って記入欄を埋めるだけでOK。
「氏名・生年月日・住所・連絡先・申請期間」を書くだけの簡単な書類です。申請期間とかわかんないことは聞くと教えてくれます。

 

国民年金納付免除の条件

では、どのくらい所得が少なければ、国民年金の納付が免除になるのかみてみましょう!

国民年金の免除申請の可否は、一律基準の金額によって決められています。生活保護などとちがい、係の人の審査とかは特にありません。家や車の有無も関係ないので、収入が基準以下なら免除の基準を満たしています。

「所得」の計算には、配偶者の所得や扶養されている親の所得も含まれます。本人の収入だけみたら全額免除の範囲でも、家族も合わせて計算したら一部免除にしかならなかった……ということも。

 全額免除の条件

前年の所得が、(扶養親族等の数+1)×35万円+22万円以内

たとえば……
一人暮らしで誰も扶養していなければ、(0+1)×35万円+22万円⁼57万円
年間の所得が57万円以下ならほぼ完全に全額免除になります。

失業・離職・退職による免除の申請は特別措置あり!

ただし、失業・退職による申請の場合、離職した本人の前年度の所得は計算から外され、所得なしと同じ扱いになります。

たとえば……
夫が勤め人、妻が専業主婦の家庭で、夫が離職した場合。
夫が前年度所得が多くても、離職の場合は所得は加味されないため、世帯収入0の扱いとなり、夫婦ともに全額免除の対象になります。
もちろん、妻は継続して働いているという場合は、離職していない妻の所得は計算に含まれますので注意してくださいね!

全額免除の場合の国民年金の給付額(受取額)

給付額は、満額を納めていた場合の1/2になります。
2017年現在、国民年金の平均受取額は55,000円だそうなので、半分だと27,500円くらい。

まぁ、わたしたちが年金をもらえるときにこれだけもらえるのか、そもそももらえるのかはわかりませんけどね……。( •́ฅ•̀ )

4分の3免除の条件

78万円+(扶養親族等の数×38万円)以内。

4分の3免除の場合の国民年金給付額

満額を納めていた場合の8分の5。

半額免除の条件

118万円+(扶養親族等の数×38万円)以内。

半額免除の場合の国民年金給付額

満額を納めていた場合の4分の3。

4分の1免除の条件

78万円+(扶養親族等の数×38万円)以内。

4分の1免除の場合の国民年金給付額

満額を納めていた場合の8分の7。

国民年金の受給額を増やす方法

過去に免除されていた期間の保険料を追納することができます。
将来的に満額でいくらもらえるかはわかりませんが……余裕があったら追納しておくといいですね!

審査結果は2か月~4か月後に郵送で届くよ!

審査にはけっこう時間がかかります。
ウチの場合、結果は2か月後、と言われましたが、実際に免除通知が来たのは4か月後でした。

その間も、アイヴィジットから「はよ保険料納めろやゴラァ」という通知がかなり来ました(笑)
収納代行のアイヴィジットでは免除申請中なのかただの未納なのかわからないみたいですね。結果が出れば、催促状も電話も来なくなりますので、安心して結果を待ちましょう。

まとめ

国民年金は、高齢者ではなくとも、万が一の病気や事故の際のセーフティーネット。
支払いが苦しいときは、滞納せずに、免除申請をしましょう!

所得に応じて、全額免除~4分の1免除を受けることができます
審査は、年金課で簡単な書類を書いて提出するだけ。面倒な計算や手続きは税務署が担当してくれるので、後は結果を待つだけでOKです。

わたしは、20代前半のころ、病気で退職して厚生年金から国民年金に切り替わりました。
年金の免除が自分でも受けられるなんて知らなかったから、毎月毎月、収入もなく、少ない貯金を切り崩しながら支払いをして非常に困窮していました。

もし、あのころの自分が、免除についてきちんと知っていたら……きっと闘病生活も不安がもっと少なくて楽だったはずです。

本当に困っているときには、ちゃんとサポートしてくれる制度があります!
国民年金保険料の法廷免除もそのひとつ。賢く利用して貧乏を乗り切りましょう!