「iDeCoとNISAの違いを簡単に説明して欲しい」
「iDeCoとNISA自分はどっちをやるべきか知りたい」
「iDeCoとNISAどっちのほうがお得なのかハッキリさせたい」
そんなあなたのお悩みにタマヤスがバッチリお答えいたします!
このページを読めば、iDeCoとNISAの特徴の違いや、それぞれの節税効果、どんな人に向いていて、どんな人に向いていないのかが一通り全部分かります!
後半では、投資をする上で知っているとめちゃくちゃお得な、普通の人はほとんどやっていない裏技的な手法もご紹介しておりますので、ぜひぜひ最後まで見ていってください(o'ω`σ)σ
それではいってみましょっ!
iDeCoとNISAの仕組みの特徴の違いを簡単に説明します!
- 20歳以上65歳未満の国民年金被保険者なら金融機関でiDeCo口座を作れば始められる(開設できるiDeCo口座は1人1つ)
- 毎月決まった額の掛金を拠出する(加入区分に応じて上限額が異なる・年に1回掛金額の設定を変えられる)
- 掛金でどの運用商品を何%購入するかの配分を決める(選択できる商品は3~35種類程度)
- 毎年掛金全額が所得控除になる
- 運用益は非課税で再投資される
- 60歳以降に投資の継続は不可で、年金形式か一時金形式を選択して受け取る(受取額は運用成績による・受取時の各種控除で税金が軽減される)
- 設定した拠出額が継続的に長期積み立てられるため、自由度が低い分、強制的に資産形成が実現しやすい
- 20歳以上なら誰でも金融機関にNISA口座を作れば始められる(開設できるNISA口座は1人1つ)
- NISA口座で投資できる上限額は年間合計360万円まで、生涯1,800万円まで(売却すれば投資できる枠は翌年復活する)
- NISA口座は2つの枠に分かれており、「つみたて投資枠」では長期・積立・分散投資に適する基準を満たした投資信託のみ、「成長投資枠」では幅広い上場株式や投資信託等の中から自由に選んで投資できる
- 運用益は非課税(受取 or 再投資が選べる)
- いつでも購入・売却ができるので自由度が高い反面、その人の性格によっては資産形成が実現しにくい場合も
iDeCoとNISAの特徴を見比べた時に、最も大きな違いが2つ挙げられます。
1つはその受け取り方で、iDeCoという制度は、『個人型確定拠出年金』という名称にも性質が表されているように、あくまでも老後の備えのためにだけ存在するもので、それ以外の用途には使えません。
ちょっとまとまったお金が必要になったと言って、途中で運用商品を売却して現金を引き出すといった事ができない仕様となっており、特殊な条件を満たしていない限り、60歳まで受け取ることが不可能です。
またiDeCoの場合、運用益は常に非課税で再投資されますが、60歳以上になって受け取る時には、年金形式で受け取る場合、公的年金と同じ”雑所得”として、一括で受け取る場合、退職金と同じ”退職所得”として扱われ、各種控除が適用されますが、課税対象であるため、受取額が控除額よりも多ければ課税されます。
対してNISAは、いつでも売却して現金化することもできれば、売却した分の枠は再び非課税枠として復活し、新たに別の金融商品に投資したりもできますし、売却益には一切課税されないため、基本的にNISA口座で得た利益に課税される心配はありません。
そこだけを比較すれば明らかにNISAのほうが有利ですが、iDeCoには”毎年掛金全額が所得控除になる”というNISAには無い最大のメリットが存在します。
例えば毎月1万円iDeCoに拠出しており、所得税と住民税が10%の年収だった場合、年間2.4万円節税になります。
これは、税率が高ければ高いほど大きな節税効果が生まれるという事です。
この2つのポイントをしっかりと自分の状況に当てはめてシミュレーションすることが、iDeCoかNISAどちらを優先すべきかを判断する決め手となります。
また、iDeCoは比較的選択できる対象商品が少なく、NISAは幅広いという特徴の違いがありますが、これはどちらの方が有利ということは一概には言えません。
iDeCoでは、非常に限られた元本確保型と投資信託の商品の中から、自分のリスク許容度を考慮して選び、運用会社にお任せするだけなので、分かりやすいし、初心者的な投資判断のミスから大損するような可能性は無いという性質があります。(損をする可能性がゼロだという意味ではありません)
対してNISAでは、自分で個別株や幅広い投資信託などの中から商品を選んで、金額や受け取り方などを設定して、ほとんど通常の投資と同じように進められるため、投資の知識が全くない人にとって何を選ぶべきか迷うという性質があります。
また極端な話ですが、「成長投資枠」で1つの銘柄に集中投資するギャンブルのような投資法も可能なため、大損するという可能性も考えられます。
3商品の中からしか選べなくても、2,000商品の中から選べても、結局大事なのは、自分が選びたい性質を持つ商品があるかどうかです。
iDeCoとNISAではどちらがより節税効果があるのか?
結論から言うとiDeCoのほうが節税効果だけを見ると有利になることが多いです。
仮にiDeCo口座で毎月1万円拠出して、平均利回り3%で20年運用したとしたら、受け取る時には約328万円を、各種控除を適用させて問題無く非課税で受け取れますし、毎年12万円分の所得控除が効くため、税率が20%だった場合毎年2.4万円(20年で48万円)お得になります。
これと全く同じことをNISA口座でやると、受け取れるのは約328万円のみで、48万円分の節税効果はありません。
ただし、もっと極端な例にするとまた状況は変わってきます。
例えばiDeCo口座で毎月5万円拠出して、平均利回り5%で30年運用したとしたら、最終的な運用成績は約4,160万円にも上りますが、もしこの金額を一時金で一括受取すると、退職所得を計算すると1,330万円が課税所得となり、その年に他に何も収入が無かったとしても、所得税と住民税で合計43%(約572万円)持っていかれます。
その代わり、毎年60万円分の所得控除が効くため、税率が20%だった場合毎年12万円(30年で360万円)節税できます。
とはいえ、212万円のマイナスとなります。
対してNISA口座で同じことをすると、4,160万円まるまる受け取れます。
iDeCoの出口で控除を使って節税する方法は、その人のシチュエーションごとに色々考えられるんですが、受け取る金額によっては、どうしたって所得控除分のお得を上回る税金を支払わないといけなくなるという状況が出てきます。
その場合はNISAの方が節税効果が高いと言えますが、そうじゃなければ、所得控除分iDeCoのほうが節税効果が高いと言えます。
どちらかというと、出口戦略 を間違わない限り、iDeCoのほうが節税額が多くなりがちである傾向があります。
iDeCoやるべき人、やると損する人を簡単に見分ける意外な基準
iDeCoのメリットとデメリット
掛金が全額所得控除されて所得税と住民税が安くなる
運用益は非課税で再投資されて複利効果が最大化される
受取時も所得控除を受けられる
資産形成が強制的に進められる
iDeCo+制度を導入している企業で働くと有利
60歳まで積み立てる資金がロックされる
iDeCoは原則途中で止められない
各種手数料が結構かかる
投資による元本割れのリスクがある
iDeCoは厳密には非課税ではなく課税の繰り延べ
加入期間が短いと60歳から受給できない
65歳までに必ず受け取らなくてはならない
iDeCoに積み立てた掛金は全て、『小規模企業共済等掛金控除』という名目で所得控除になるため、その年の所得税と住民税が安くなります。
iDeCoはいわば『税金を安くできる貯金』というイメージです。
さらにそれは”貯金”ではなく”投資”で、投資で出た利益には一切課税されず、元本に組み入れられ、複利効果で資産が膨らみ続ける効果が期待できるんでした。
そして最後に受け取る時に、所得控除をうまく活用することによって、税金を最大限安くすることも可能でした。
iDeCoはその性質上、強制的に掛金が積み立てられるため、投資で安定的な利益を上げるための基本である『長期・積立・分散投資』のうち、”長期”と”積立”が自動的に実現します。
あとは自分で分散投資となるように限られた運用商品の中から選べば良いだけで、iDeCoで選べる金融商品はどれも、分散投資になりやすい性質のものとなっていますので、投資初心者でも非常に手堅く資産が増やせるような仕組みが出来上がっていると言えます。
また、勤めている企業によっては、『iDeCo+』という制度を導入している場合があります。
これを導入している企業で働いている場合、iDeCoの掛金を企業を通して国民年金基金連合会へと支払われる流れとなり、企業からあなたの掛金が支払われる時に、事業主が掛金を上乗せして支払ってくれます。
つまり、あなたはまったく同じ掛金を支払っているだけで、将来貰える給付金の額が増える事になるということです。(運用成績によっては元本より”増える”とは言い切れませんが、本来より貰える額が”増える”のは確かです)
対するデメリットは、iDeCoは60歳まで資産の引き出しができない上に、一旦iDeCo口座で積立を始めると、毎月の掛金額の変更はできますが、原則途中で止めることができません!
例外的に、病気や失業などで拠出が困難になった場合は、届け出を提出すると、一時的に積立を停止することができたり、自然災害に遭った場合などに引き出し可能になったりする事もありますが、基本的には降りれないレールに乗る事になると思っておいてください。
以下の長々とした条件を全て満たした場合は、解約して脱退一時金を受け取る事は一応可能です。
- 60歳未満であること
- 企業型年金加入者でないこと
- 国民年金保険料免除者、外国籍の海外居住者等個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できない者であること
- 日本国籍を有する海外居住者(20歳以上60歳未満)でないこと
- 通算拠出期間が5年以下、又は個人別管理資産が25万円以下であること
- 確定拠出年金の障害給付金の受給権者ではないこと
- 最後に企業型確定拠出年金又は個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者の資格を喪失した日から2年以内であること
iDeCo公式サイトより
それに加えて、加入者が60歳になる前に障害状態になったり、死亡してしまった場合は、障害給付金や死亡一時金という形で一時金が振り込まれます。
それ以外の場合は解約できず、それでも掛金は払えないとなったら、届出を提出し、掛金の引き落としを停止して、口座維持にかかる手数料を支払いつつ60歳になって受給できるまで待つということしかできません。
iDeCoは投資なので、もちろん元本割れのリスクがあります。
ただこれについては、銀行預金に100%資産をぶち込んでいる人のほうが、よっぽど潜在的な元本割れのリスクを負っているとタマヤスは思ってます。
なぜならこの世の中は基本的には、ずっとインフレしていく(昔100円で買えた物が今では100円では買えないということは、モノの値段が上がっていると言えると同時に、お金の価値が下がっていると言えます)ので、長期間預金にお金を寝かせている状態というのは、じわじわ元本割れを起こして放置している状態と言えます。
これに加えて、さらに円安のリスク(輸入先の国の通貨が強くなり、日本だけ経済的に停滞していると、円がどんどん弱くなって輸入品の値段が上がっていく)もあるため、特に現状の日本で、まとまったお金を預金で寝かせておくというのは、危険極まりない行為だと言えます。
話を戻しまして、iDeCoは、出口戦略でミスると、結構な額が課税されて「iDeCoって非課税じゃなかったの?!(´↑ω↑)」となることが考えられます。
iDeCo運用中は完全に非課税で、しかも毎年の所得控除もされて何かと有利なんですが、受取時にはしっかり通常の課税ルールが適用されますので、この出口はしっかり対策しておかないといけません。
iDeCoは非課税という謳い文句が広まっていますが、厳密に言うと”課税の繰り延べ”と表現されます。
これについてはもうめちゃくちゃ力を入れて『iDeCoの受取時の税金を最大限安くするための出口戦略!節税のための控除を徹底攻略! 』で解説しておりますので、ぜひぜひご覧ください!
また、加入時期が遅く、iDeCoを含む確定拠出年金の加入期間が10年に満たない場合は、60歳になっても受給資格が得られないという注意点もあります。
通算加入者期間 | 受給できる年齢 |
8年以上10年未満 | 61歳 |
6年以上8年未満 | 62歳 |
4年以上6年未満 | 63歳 |
2年以上4年未満 | 64歳 |
1ヵ月以上2年未満 | 65歳 |
最後に、iDeCoの難所はとにかく出口付近なんですが、65歳までに必ず利確なり損切りなりをして投資を終了させないといけないというのが、神経を使います。
タイミングを選べないということは、60歳前後に世界的な恐慌がぶち当たって、保有商品の価値が激減し、それが長期に渡って回復しないという状態で65歳を迎えると、泣く泣くその状態で受け取らないといけないというハメになります。
そういう事態に備えるために、あらかじめ受取をするタイミングを決めておけば、自動的に前半では積極的な運用を行い、目標とする年に向けて安定運用の割合が引き上げられる『ターゲット・イヤー・ファンド』という商品もありますので、自分でそんな事考えてられないという人は、ぜひ活用してください。
NISAのメリットとデメリット
運用益が非課税で再投資と受取が選べる
売却すると非課税枠が翌年復活する
非課税期間は無期限なので何歳まででも運用を続けられる
支払い時に現金以外での積立を選択できる
選べる金融商品が多くリスクの高い商品も含むため、むやみに選ぶと手堅い資産形成が進めにくい可能性も
いつでも売却したり購入したりできるので、長期・積立・分散という資産運用の王道を外れやすい
投資による元本割れのリスクがある
NISAは運用益が非課税で、運用益が出た場合にそれを再投資して複利効果を高めるか、受け取って生活費の足しにするかを自由に選べます。
NISAには生涯で合計1,800万円までという限られた枠が設けられていますが、例えば100万円分購入した金融商品が、150万円に値上がりしたので売却したとすると、翌年に100万円分の非課税枠が復活し、また新たに非課税で投資することができるようになります。
iDeCoの場合は、65歳までという運用期間のタイムリミットが設定されていますが、NISAにはそれが無く、無期限で非課税で資産運用を続けられます。
NISAのメリットの最後に、支払方法で、現金以外のクレジットカード決済やポイント決済が選べるという点が挙げられます。(iDeCoは口座振替のみ)
これが実は、とことん攻略するとえげつないアドバンテージが取れるんですが、ほとんどの人は「クレカ決済できるんだ~、便利~、じゃあいつも使ってるクレカで」くらいの感覚でしか活用していません。
「”とことん攻略”ってどういう事?」とご興味がおありの方は、ここでは長くなりますので、こちらのページをブックマークするなりしてあとでチェックしてみてください(o'ω`σ)σ
楽天証券とSBI証券どちらがオススメ?実は断然〇〇証券だった話
続いてNISAのデメリットですが、iDeCoと比べた時に、とにかく自由度が高いので、投資初心者が判断を誤る余地というのがたくさんあります。
リスクの高い金融商品も、手数料の高い金融商品も、当たり前のように「お得ですよ~」という顔して並んでいますし、いつでも売ったり買ったりできるというのは、初心者が投資判断を誤りやすい土壌となっています。
ですので、NISAを始める時は、鉄板の投資法を腹落ちするまで勉強して、何があっても曲げない信念を確立してからやるべきだとタマヤスは考えます。
”鉄板の投資法”って「そんなものあるの?」と思うかもしれませんが、かなり鉄板、ほぼダイヤモンド、みたいな投資法が、どんな初心者にも簡単に実践できる道筋を立てて用意されています。
それについて詳しくは、このページの最後『iDeCoやNISAで投資すべきお勧め金融商品 』で解説いたしますね!
iDeCoとNISAどちらをやったほうが良い?どっちのほうがオススメ?
iDeCoのメリットデメリット、NISAのメリットデメリットを考慮した上で、次のような属性をお持ちの方には、それぞれこのようにおすすめすることができます。
- ほとんど納税してない人
- NISAがおすすめ。
iDeCoの最大の特徴は、掛金が全額所得控除になるという点です。
このメリットを活かせないなら、NISAのほうが縛りが少なくおすすめです。
- たくさん納税している人
- iDeCoがおすすめ。
iDeCoは、毎年掛金が全額所得控除になるというのが最大の特徴です。
このメリットを最大限に活かせる人とは、”所得税率の高い人”となります。
- 比較的若い人
- NISA・iDeCo共におすすめ。
安定収入の見込める企業に勤めている場合は、将来が見通せるので、iDeCoにも積極的に加入すべきでしょう。
収入が安定していない場合は、NISAのみで資産形成したほうが安心かもしれません。
- すでに50代の人
- NISAがおすすめ。
iDeCoは65歳までが資産運用のタイムリミットで、そのタイミングまでに必ず商品を売却してお金を受け取らなければならず、10年未満の投資では、安定的な資産形成が難しく、出口のタイミングがすぐそこに迫っていると、値段が下がっているのに上がるまで待てずに受け取らなくてはならないという事態も考えられます。
- 投資にまったく興味が無い人・投資の勉強をしたくない人
- iDeCoがおすすめ。
iDeCoは選べる商品が極めて限定されており、安定的に資産運用するのに適した投資信託が選択肢のほとんどを占めています。
投資について知識0の人でも、大きく判断を誤り大損するという危険が少ない特徴があります。
とは言えNISAでも、この後ご紹介する鉄板の投資信託 に丸投げで投資するだけで、十分安定的な利益が期待できる手法が確立されています。
- 投資に興味がある人・投資でガンガン稼ぎたい人
- NISAがおすすめ。
iDeCoは、自分の投資判断、采配で儲けるという性質のものではありませんので、選べる金融商品も限られています。
NISAなら、成長投資枠を使って、積極的なアクティブ運用も可能です。
- 自営業・フリーランス
- NISA・iDeCo共におすすめ。
どちらかというと不安定な職業となるので、必ず定期的に掛金を拠出しないといけないiDeCoは向いてないと感じるかもしれませんが、所得控除が適用できるのは大きいので、納税するくらい稼げているなら、少額でのiDeCo加入も視野に入れて節税してください。
- サラリーマン・公務員
- NISA・iDeCo共におすすめ。
給料から源泉徴収されている人にとって、節税できる場面は限られています。
安定的な収入があるという強みを生かして、NISAとiDeCoの節税効果を最大限に活用していってください。
- 貯金が苦手な人・継続力が無い人
- iDeCoがおすすめ。
iDeCoのシステムには”強制力”があります。
手元にお金があると何かと使ってしまう、自分の意志だけでは何事も継続できないという人は、iDeCoの強制力を使って自動的に資産形成を進めましょう。
- 貯金が得意な人・継続力がある人
- NISA・iDeCo共におすすめ。
継続力がある人は、投資の王道である『長期・積立・分散』に向いていますので、そもそも投資に向いています。
これからの時代特に、貯金ではなく投資で資産形成することを重視し、NISAとiDeCoの節税効果を最大限に活用していってください。
- 余剰資金が豊富な人
- NISA・iDeCo共におすすめ。
安定収入があって長期的に将来を見通せるような状況にある人は、NISAだけでなくiDeCoも積極活用していってください。
- 急な出費に対応できないくらい貯金が無い人・安定的な収入源が無い人
- どちらかというとNISAがおすすめ。
iDeCoは一度口座を作って掛金を設定すると、原則60歳まで継続して、現金は60歳以降にしか受け取れません。
長期的な見通しが立たない場合は、NISAで資産運用したほうが安心です。
とはいえ、まずは最低限の生活防衛資金 を貯金で用意し、投資はそれ以外の余剰資金で行うべきですので、まずはそこからです。
iDeCo・NISAの口座開設におすすめの証券会社
iDeCoの運用管理機関や、NISA口座開設に対応している金融機関は多数ありますが、その中から、ベストワンをたった1つ選び出して「ココが最強におすすめです!」なんて言えません。
と思いますよね?
それが現状は言えるんです…!
結論だけ言うとそれは『楽天証券』です。
正確に言うと、NISA口座開設に圧倒的おすすめが『楽天証券』なので、iDeCoも証券会社を分けるのが面倒なら同じ『楽天証券』にしとけばおk、別に面倒じゃなければiDeCoは『SBI証券』でやったほうが良いかも?という感じです。
でも『楽天証券』が最もおすすめできるのは、誰でもできるちょっとした裏技的な特殊な方法を活用した時に限られまして、それについて語りだすと非常に長くなるので、ご興味がおありの方はこちらのページをご覧ください。
楽天証券とSBI証券どちらがオススメ?実は断然〇〇証券だった話
この手法を使わない場合には、現状『楽天証券』と『SBI証券』が業界で圧倒的二強という状況ですので、どちらを選んでもまず間違いはありません。
ただし、どちらかの証券会社に口座を開設する時は、次のひと手間は絶対に省略せずに、確実にお得を拾っていってください!
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さらに楽天証券総合口座を開設した後、iDeCo口座申し込みを別にやれば、追加ポイントもゲットだぜ٩(ˊᗜˋ*)و
ちなみに楽天証券で取引するには、楽天銀行の口座も必要なんですが、楽天銀行口座開設も、ハピタス経由でやれば余計にポイントが稼げます。
さらにハピタスでは、SBI証券の口座開設+5万円入金だけでなんと20,000円分のポイントが貰えます!*獲得ポイントは時期により変動
さらにiDeCo申し込みを別にすれば、追加ポイントもゲットだぜ(∗*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥
ハピタスに新規アカウント登録してログインしたら、検索窓で「楽天証券」や「楽天証券 iDeCo」や「楽天銀行」や「SBI証券」や「SBI証券 iDeCo」と検索してください。
すぐに口座申込みでポイントが獲得できるページが出てきますので、5分後にはもう実践できますよ!(それぞれのページの【ポイント獲得条件】をよく確認してから取り組んでくださいね!)
ポイントサイトの登録や利用は無料で、費用がかかる心配はありませんので、普通にサービスを利用したり申し込んだりするよりもお得になります。
アカウントを作ることにリスクはありませんので、この機会に一つ無料アカウントを作っておくことをおすすめします!
iDeCoやNISAで投資すべきお勧め金融商品
投資でおすすめの商品って、聞くからに怪しいですが、そんな事は無いので安心して読み進めてください。
投資において、安定的に利益を上げるセオリーは、このページでも何度も出てきていますが『長期・積立・分散』です。
幅広くリスク分散された投資商品を選んで、毎月とか毎年一定額を、なるべく長期で積み立てる事が、最も手堅く投資で資産を増やすコツというわけです。
長期に積立てするということは、その商品をずっと買い続けるということになりますので、その商品は、幅広くリスク分散されている上に、取引手数料が安いという条件も兼ね備えている必要があります。
もう一度まとめると、幅広くリスクが分散されていて、手数料が極限まで安い投資信託に、長期で積み立てるというのが、投資初心者でも簡単にマネできる、安定的に資産を運用して増やす、鉄板の手法になるわけです。
その条件を完璧に満たす理想の金融商品として、現在最ももてはやされている代表的なものに『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』と『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』が挙げられます。
楽天証券でもSBI証券でも、NISA口座でこの商品を積立設定することができます。
この2商品がどれほど鉄板かという事について、詳しく知りたい人は、ぜひこちらのページを併せてご覧ください(o'ω`σ)σ
S&P500とは?全世界株式とは?100%の人が勝てていたという投資先について
楽天証券の場合、iDeCo口座で上記商品は扱われていません。
が、それと酷似した性質を持つ金融商品として『楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド』と『楽天・S&P500インデックス・ファンド』があり、これを選んでおけばまず大きな間違いは起こりません。
タマヤスは、NISA口座とiDeCo口座で、これら商品を長期積立投資することを強くオススメいたします!
ちなみに余談ですが、iDeCoでは『元本確保商品』というものが用意されています。
具体的には定期預金や生命保険です。
基本的には、元本確保型の商品は、元本が確保されている分、利益はほぼ生まれません。(あなたの資産を運用して出た利益を運営会社がおいしくいただく形です)
iDeCoのメリットの1つは、運用益が非課税という事ですから、運用益が出ない商品を選ぶというのは、自らメリットを1つ潰すという事を意味します。
しかもiDeCoを運用維持するためには継続的に手数料がかかるため、実際は元本はほぼ確実に軽く割れます。
ですので、基本的にはおすすめしませんが、元本確保型には元本確保型の使い道というのもあります。
それは、iDeCoの給付金の受取年齢が近づいてきた頃に、もうこの辺りで十分だという利益が上がっているのを確認したら、投資先を元本確保型に一気に(もしくは段階的に)乗り換えてしまって、受取年齢に達していないうちに利益確定させてしまうという使い方です。
こうすれば、受取ギリギリに不幸な暴落に見舞われて、給付金が思っていたよりも減ってしまうという心配の種を潰すことができます。