わたしが考える、お金を貯めるために手放すべきもの第一位は”他人の価値観”です。
周りの価値観や常識に合わせて生活しているとお金は貯まらない
「〇〇がないと恥ずかしい」とか「〇〇を持ってないなんて変」とかそんな他人の物差しの価値観、さっさと捨ててしまいましょう。
はっきり言ってもうそういう時代じゃないんですよ。あれを持ってない、これを持ってないとかそんなつまらん理由で人に後ろ指さす奴がいたらそいつがダサいんです!!
他人にとって必要でも、自分たちにとって必要ないものって本当はたくさんあります。
自分がほしいと思っているのか、他人にほしいと思わされているのかわからなくなってると、なんでもかんでもほしくなってきます。
持ってないと本当に困るものってほとんどないと思います。あるとすれば、それはそう思いこんでいるだけで、なくなったらなくなったでなんとか生きていけたりするんじゃないでしょうか。
「それ」が本当に必要なのかは、それなしでやってみてはじめてわかる
たとえば、わたしたちが都会から田舎に引っ越してくるとき、周囲の誰もがわたしたちに「あそこに住むなら絶対車がいる!買え!」と言いました。
でも、わたしたちは買いませんでした。そして今も、なんの問題もなく暮らしています。
そこで車を買っていたら、わたしたちは高い維持費と毎月たくさんのガソリン代を払っていたはずです。でも「要らないから買わない」と決断しただけで年に何万円も、長い目で見たら何十万も得をしました。
本当に必要かどうかは、自分がそれなしでやってみてからしかわからないんじゃないでしょうか。
「人並み」を求めるから貧乏や節約が苦しい
人並みの暮らしっていったいなんなんでしょうか。
それなりのお給料をもらっていること?
正社員で、そこそこの暮らしをしていること?
新作の洋服を毎月買えること?
人と自分を比べて、自分のほうが劣っていると感じるときって苦しいですよね。隣の芝は無限大に青く見えるかもしれません。
でもそれって、その人の生活のうわべしか見えてないからだと思います。
お金があったって、家族に問題を抱える人、みんなが仲睦まじい家庭だけど病気をしている人、失恋してしまった人、ほんとうにいろいろあるもんです。
人並みのしあわせなんてどこにもないし、あっちが満ちればこっちが欠けるんです。
生活レベルに平均なんてものもないと思います。あったとしてもそれに合わせて自分の生活レベルを上げる必要なんてないし。人より不便な暮らしだから人より不幸なわけではじゃない。人より収入が少なければその人の価値が少ないわけではありません。
誰がなんと言おうと当人がしあわせなら、その人生にはめっちゃ価値があるんです。
わたしは、世間一般の人よりずっと収入が少ないですし、これからも大きく増えていく見込みは少ないでしょう。でも、わたしは、これからも自分次第で誰よりもしあわせでいられると信じています。
誰とも比較できない、自分らしい生き方を選ぶのです!
他人のことが気にならなくなってからお金が貯まるようになった
わたしが貯金ができない女だったころは、すごく人の目を気にしてました。
人より見劣りしないかとか、ダサいと思われたくないとかずっとビビってました。だからそのためにたくさん服も買いましたし、化粧品も買いまくりました。
ほんとうの自分は、東南アジアに旅もしてみたい、自分で店を持ちたいってずっと思っていたのに、それよりも人からどう思われるかばかり気にして、見た目にばっかりお金を使って、自分の心の欲求を無視してきました。だからずーっと何を買っても、満たされないし、不安だったんです。
いろいろあっておしゃれを引退してしまって気づいたのは、別にわたしの服装がどうだからといって、わたしのことを馬鹿にしたり、関係が変わってしまったような人って全然いないということでした。
まぁ本当はいたのかもしれないけど、 そんな人と付き合う必要別にないし、いないのと同じことですよね。
かといって、やっぱり全くおしゃれができないとか、みすぼらしいとかやっぱりいやなので、できることはやっています。それは人のためではなく、自分のためという感じ。案外、おしゃれにお金を使っていたときより、すっきりシンプルでいい感じなんじゃないかとさえ思っています。
そこにぶっこんでいたお金は、今はまるまる貯金に回してます。
お金を貯めたら、今度は本当に自分(たち)がほしいと思っているもの・必要なものやサービスのために使いたいと思っています。